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何でもできる=何にもできない

【読書記録】「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」に学ぶやること・やらないこと

今回はこちらを読みました。
単なる時間術だけでなく、仕事が終わらない根本的原因から、時間術を身につけることによるメリット、実際に時間術を導入する方法がたくさんの具体例やエピソードとともに書かれていてとても読みやすかったです。
以降、自分なりのまとめになります。

速く仕事を終わらすためにやらないこと

  • ラストスパート志向
    仕事が終わらない諸悪の根源。
    日本人の多くがラストスパート志向で、締め切り前夜に徹夜をして仕事を終わらせようとしている。
    これだと最後までタスクの難易度が分からないし、予期せぬアクシデントにも対応できず、結局期限までに終わらせられないことが多くなる。
    締め切り間近は焦るので、スパゲティコードになるし、それを修正する時間もない。

  • 締め切り=努力目標という思考
    見積もりは所詮見積もりに過ぎず、スケジュール通りに進まないこともあり、締め切りに間に合わなければリスケすればいいやという思考はナンセンス。

  • マルチタスク
    メールの返信や電話対応をしているとメインの仕事が最速で終わらない。
    メールの即レスよりもメインの仕事を速く終わらせることのほうが大事。
    メインの仕事ができていれば、多少レスが遅くても何も言われない。

  • 質を重視する
    仕事が終わる見通しが立っていないのに質を高めようとしてはいけない。

  • 勉強のための勉強

  • 朝を無駄にする

速く仕事を終わらすためにやること

  • 締め切りは絶対に守るものと考える
    大前提。

  • ロケットスタート時間術
    計画の見積もりのために、スケジュールの2割の時間で8割の仕事を終わらせ、残りの8割の時間は流しで仕事をする。
    2割の時間で8割終わらなければ、リスケの交渉をする。
    2割の時間中は仕事を終わらすことだけに集中して、他の仕事は一切しない。
    界王拳のようなアニメや漫画の全力状態をイメージするといい。

  • 崖から飛び降りながら飛行機を組み立てる
    手を動かしながら考える。
    実際にやってみないとわからないことも多いので、とにかくやってみることが大事。 スピードを重視すると、質が悪くなるという声もあるが、一度100%と思った仕事もどうせ後からやり直すことになるので、まずはタスクの全体像を把握するためにクオリティが低くても終わらすことを優先する。 最速でプロトタイプを作って、後から細かいところを修正すればいいと思ってやろう。

  • タスクリストを寝る前に作成する
    15分刻みにタスクを分けてリストを作成して、次の日はそのリストに沿って仕事を進めていく。
    15分というのがポイントで、タスクを細かく分けることで進んでいる感を出せる。

  • 朝活
    朝は誰にも仕事の邪魔をされないし、出社するまでという擬似的な締め切りも設定できるので、活用しない手はない。

  • 流しの時間に勉強する

  • 徹夜は仕事がノッている時にする

  • 規則を守ることよりも仕事を終らせることを優先する