yynsmk's tech blog

何でもできる=何にもできない

エンジニアもビジネスを知るべき?〜新規事業でインターンしてみて〜

内定者インターンに2週間ほど行ってきました。
僕はエンジニアとして入社するんですが、インターンでは総合職?をしていました。
新たに得られた知見や学びを残しておこうと思います。

インターンの背景

なぜエンジニア志望の人間が2週間コードを書かず、総合職をしていたのか。
その理由は、

「インターンで最も価値の高い経験がしたかったから」

です。

エンジニアとして入社すれば、コードを書いたり技術的なことを学ぶ機会はいくらでもあるし、別のインターンでも少しは経験している。
一方、ビジネスサイドのことは全く知らない。般教で経済学を取ったことがあるぐらい(しかも結果はD)
ただ、プロデューサーやエンジニアが一体となって事業を成功させるには、エンジニアにもビジネスの知識が必要...?
ビジネスの知識があればエンジニア発信で面白いプロダクトが作れそう...?

こういった背景から、

「新規事業の総合職でのインターン」

が一番貴重な経験ができるかなと思って希望しました。
要望を通してくれた会社に感謝です。

業務内容

業務内容は主に以下の4つで、新規事業に関わる調査がメインって感じです。

  • 競合調査
  • マーケット調査
  • 同一業界のIR情報の分析
  • アタックリストの作成

得られた学び

進捗報告の重要性

一つ一つの作業の仕方云々というより、社会人としての働き方を知ることができたのが一番の学びでした。
これは誰にでも共通することだと思うのですが、

「細かく進捗報告する」

ってことを最後まで言われ続けました。

なぜ、これが重要か?
我々は、振られたタスクをこなすだけでなく、価値のあるアウトプットを出す必要があります。
そのためには、タスクの依頼者に随時進捗を報告して、方向性を見過っていないか、今後の進め方はこれでいいか等の確認をする必要があるのです。

インターン中、特に初めの1週間はこれが全然できておらず、自分で考えて進めてしまっていました。
その結果、アウトプットが求められているものとは違っており、「その資料は100円でも買わない」「それは調査結果ではなくただの感想文」ってな感じでズタボロに指摘を受けて、身をもって進捗報告の重要性を知りました。

エンジニアとの違い

何が正解か分からないって点でエンジニアとの違いがあると思いました。
賛否あるかもですが、エンジニアの場合、プログラムがテストに通ってかつ思ったように動作してくれれば最低限OKだと思います。
つまり、タスクの最終目的がはっきりしていることが多いと思うんです。
一方、インターン中に行った調査に正解とかはなくて、アウトプットを見る人が何を求めているか?どんな価値のある情報を提供できるか?を意識しないとタスクの目的がぼやけやすいなと感じました。

課題と今後

自覚していたことではあるけれど、ビジネスのこと知らなすぎ。
仕事中に出てくる用語ほぼ全部初見で、株価とかも何?って感じ。
普段政治・経済系のニュースは全く見ないし、見ても知識ないせいで1ミリも面白くないから、避けてきてたのですが、インターンを通してもっとビジネスのことを知ろう、知りたいと思うようになりました。

入社までに基本的な知識を身につけようと思います。
とりあえず、以下の2冊を読むところから始めます。
ちなみに、右は会社のすごい人におすすめしてもらいました。